倫理法人会の朝会で今日はアジアチャイルドサポートの池間氏が
東日本大震災の現地報告をされた。
テレビでは見られない惨状をプロジェクターで説明を聞きながら
観た。
20万人の子供たちを救ってきた池間氏がこれほどの惨状は今まで見たことがないと
おっしゃるほど、戦争よりもひどい。
ビルの上に乗っかったままの車
何処までも広がるがれき。
港に突き出し乗り上げた大型船(撤去に1億5千万はかかるそうで)
高額だった土地に若者たちが沢山の家を建てた分譲住宅地、今は何一つない。
そして、助かった人たちが自分を責めている人が多い。
「あの時自分が手を放さなかったら女房は生きていたのに。」
「良い人はみんな死んじゃったよ。
津波から逃げるときに大渋滞になってて人の事を考えじっと待ってた人は死に
自分の様に前後の車にぶつけて自分だけ逃げたり、
人の事を考えず車を置いて逃げちゃった自分本位な人は助かった。」
「津波を甘く見て家にいればいいって言ってたら女房子供は死んじゃって自分だけ助かった」
せつなすぎて、泣けた。
お話の中でとにかく汚泥の悪臭がひどすぎて吐きそうになることや、
自衛隊の方たちが棒きれを水に刺して死体を捜しているがどうやって見つけるか
・・・死体に刺さるとぶわっと凄い異臭が吹き出す・・・などで、自衛隊員も
卒倒したり精神的に参ってしまったり大変だそうだ。
自衛隊の方たちの働きはものすごくて尊敬に値するとおっしゃっていた。
寒かった震災直後に地元の方たちが寒さに震えて寝ているのに
自分たちだけ暖かいテントに寝るのは申し訳ないと自衛隊員は
わざわざ寝袋を外に出して寝てる人がたくさんいたそうだ。
そして、昼食も食べずに1日中働きづめに働いている姿、
いろんなところで身を粉にして人命救助してもらい大勢の方が
自衛隊の方たちにものすごく感謝し、神様のように思っているそうだ。
今の若者はなんて、言えないって言ってた。
すごくみんな頑張って人助けしに来てくれていると。。。
久しぶりに東日本大震災の話を聞き
私達にお願いしたいのは、復興しようと頑張っている人たちが
居る事、いつまでも、忘れずに心をかけておいてください。
ということでした。
まだまだ、ぜんぜん復興には程遠い東日本を思いましょう。
沖縄ではやはり実感はしない。
今日の最初にこんな言葉があった。
『一番のボランティアは
自分を一生懸命に生きる事」
アイ子C